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【保存版】経験を学びに昇華する。「振り返り」の質を高める定番の質問7選

ジャーナリング、振り返り、旅

人は経験から学ばない


哲学者・教育者のジョン=デューイは、「学習」についてこんな言葉を残しています。


「人は経験から学ばない。経験を振り返ることによって学ぶ」


日記から一年の総括、数年単位の振り返りまで、「良い経験ができた」「楽しかった」で終わらせては学びになりません。


振り返りによって自分の行動や経験と深く向き合い、今後に役立てたいものですね。


分析

経験から、より深い学び・知見・洞察を得るには?


ただ、いざ振り返りをしようと思っても、何をどう振り返ればいいか迷うかもしれません。


我流で取り組んでも、浅い気付きで終わってしまうこと、「だから何?」と疑問だけが残ってしまうことがあります。


例えば、次のような発言は単なる感想であり、振り返りではありません。


「もっと○○すればよかった」

「○○ができたからOK/できなかったからNG」

「計画通りではないけど結果オーライ」

「運がよかった/チャンスに恵まれていた」

「結局は行動(挑戦・情熱)がすべて」

「人のおかげ、周りの人に感謝」

「来年こそ○○したい/次は○○に気を付ける」


感想を掘り下げ、知恵に昇華させていくのが振り返りであり、そのために不可欠となるのが「質問のスキル」です。


ミーティング、コーチング、セッション


まずは「定番の質問」から身につけよう


理想を言えば、コーチングやインタビューのスキルを有する人に伴走してもらい、対話形式で振り返りを行うのがもっとも効果的です。


しかし、それを実行するには時間も手間も費用もかかります。


まずは「定番の質問」を身につけ、手軽な振り返りから始めていきましょう。


ここでは基本となる「7つの質問」をご紹介します。


【定番の質問7選】


  1. 当初考えていたことは?

 → スタート地点を確認することで、想定と実際の「ズレ」が明確になる


  1. 実際の行動は? 実際には何をしていた?

 → 達成や完了が確認でき、自己否定感を軽減できる/行動不足の分析ができる


  1. 当初の想定から変化した理由・要因は?

 → 外的要因に関するデータが増える、不足の事態に備えるヒントになる


  1. 失敗やトラブルに意味があるとしたらそれは何?

 → 負の感情に囚われやすい場面で、事態を好転させるヒントになる


  1. もしやり直せたとして、違う判断・行動ができると思いますか?

 → たいてい答えは「NO」となる=無駄な反省や後悔を軽減できる


  1. 今回の変化や成長は、今までと何が違う?

 → 成功パターンの分析ができ、自己理解・状況理解の幅が広がる


  1. 人からの助けや幸運が舞い込む要因となった自分の行動は?

 → 運任せ・他人任せにせず、自ら結果を引き寄せる主体性が高まる



計画、メモ、ブレインストーミング、振り返り


質問を活用して、振り返りの習慣を


定番の質問に答えていくことで、振り返りは自然と深まっていきます。


まずは質問と回答を紙に書き出してみてください。


気を付ける点として、3つのポイントがあります。


  • ありのままの事実を書き出すこと

  • 客観的に観察すること

  • 結果の良し悪しに一喜一憂しないこと


反省や自己否定を加える必要はありません。


世間的に良いとされていることも、悪いとされていることも、単なる事実として受け止めてください。


まずは事実を楽しむことから、少しずつ意味や価値に気付いていけるように。


振り返りを習慣にして、人生の深みを味わっていきましょう。


(より深く振り返りを体感してみたい方は、Dress Words Upの体験セッションもご活用ください)



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