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🌸 春3-4 世界観を洗練させる5冊

 

【季節と共に巡る洗練のサイクル】

春は軽やかに。夏は涼しげに。秋は彩りを。冬は温もりを。

季節を楽しむ衣服のように、頭の使い方にもドレスアップを。

成長し続けるための、「洗練のサイクル」をお届けします。

◎ 季節の方針・春

  • 種を蒔く = 目標を定める 

  • 二十四節気= 晴明→穀雨

  • 洗練テーマ= 世界観

 

◎ 今月のもくじ

 

読書を通して、世界観を洗練させる


これまでの3回で、世界観に関する視点をお伝えしてきました。

自分の世界観を見直し、「洗練」することは、ビジョンの実現につながります。

せひこれから1ヶ月かけて、世界観の洗練に意識を向けてみてください。


今回は最後の記事として、世界観に関する理解をさらに深める5冊の本をご紹介します。

知恵を参照することで、自分の立ち位置や世界観が洗練され、今年の目標がますますクリアになる。そんな時間になれば幸いです。


 

1. 『Your Life as Art 自分の人生を創り出すレッスン』by ロバート・フリッツ


Your Life as Art, 自分の人生を創り出すレッスン, ロバート・フリッツ
 

読みやすさ ★★★☆☆

インパクト ★★★★☆

使いやすさ ★★★☆☆

 

帯にある「アーティストから学ぶ『創造プロセスの手順・姿勢・精神』」という一言がこの本をすべてを表しています。


人生を「創造のプロセス」として捉え、自分の理想を描き出すヒントを与えてくれます。


心の中で何が起きているのか、何に意識を向ければ創造や変革につながるのか、思考プロセスを具体的に理解する上でとても役立ちます。


自分の現在の考え方や感覚に意識を向けながら読み進めることで、創造の「ズレ・違和感」が見えてくるはずです。


 

2. 『Humankind 希望の歴史』by ルトガー・ブレグマン

Humankind、希望の歴史、ルトガー・ブレグマン
 

読みやすさ ★★★★★

インパクト ★★★★★

使いやすさ ★★★★☆

 

人間という存在そのものをポジティブに捉え直す一冊。「人間は、圧倒的に善である」というメッセージがとても心に響きます。


同時に、国家やメディアがいかに悲観論を植え付けようとしているか、という逆の視点にも気付けます。


過去の有名な心理実験を検証し、真実を暴き出す流れは小説のようで快感です。


人への信頼、世界への安心感、未来への希望を確信するために必読の一冊です。


 

3. 『ニュータイプの時代』by 山口周

ニュータイプの時代、山口周
 

読みやすさ ★★★★★

インパクト ★★★★☆

使いやすさ ★★★☆☆

 

「役に立つこと」から「意味のあること」へ。

社会が急速に変わる中、自分の世界観をどう築いていくか、現実的な観点から見つめ直す上でとても役に立つ……いえ、意味のある一冊です。


過去からの延長線ではない、創造的な未来を描くことがいかに必要か、自分自身の経験とつながるところも見つかるはず。


現代に対する見方が変わると、生き方・働き方への考え方も変わります。現代社会を正確に捉え直す起点としてオススメです。


 

4. 『嫌われる勇気』by 岸見一郎・古賀史健

嫌われる勇気、岸見一郎、古賀史健
 

読みやすさ ★★★★★

インパクト ★★★★☆

使いやすさ ★★★★☆

 

青年と賢者の対話形式で話が進む、アドラー心理学をかみ砕いた一冊です。心の働きを理解し、自分自身を取り戻すプロセスがわかります。


人生に対する諦めや、他者に対する劣等感など、実際にネガティブな感覚を抱いていると、青年と同じような疑問や意見が出てくるので、あたかも自分が賢者と話しているような気分になれます。


他者の期待を満たしたり、他人のせいにしたりして生きるのではなく、自ら選択して生きる。自分がこれまでどんな期待に縛られてきたのか、理解が深まるほど心が軽くなります。


 

5. 『ファクトフルネス』by ハンス・ロスリング

ファクトフルネス、ハンス・ロスリング
 

読みやすさ ★★★★☆

インパクト ★★★★★

使いやすさ ★★☆☆☆

 

現代の世界に対する思い込みに気付き、抜け出すには最適な一冊です。

「自分の知識は、こんなにもアップデートできてなかったのか」と衝撃を受けます。


何より、実際に公表されている統計データに基づいた内容なので、単なる自己啓発とは段違いの説得力です。


無意識に持っている思い込み・バイアスを解きほぐし、「事実にもとづく世界観」を手に入れるための、驚きと発見に満ちた一冊といえます。


 

番外編 〜次点として紹介したい2冊〜


『夜と霧』ヴィクトール・フランクル

夜と霧、ヴィクトール・フランクル

極限状況における「内なる自由」を描いた名著。

自分の内面世界がどれほど豊かな舞台であるかを教えてくれます。読むには少し心の準備が必要ですが、得られる気づきは深く、一生の財産になるはずです。


 

『グッドラック』アレックス・ロビラ

グッドラック、アレックス・ロビラ

幸運な人生・世界を創り出すための、「種まき」がわかる一冊。

二人の人物が同じように行動し、異なる結果を得ていく対比が鮮やかです。自分の行いによって世界が創られていく様子がよくわかります。

ページ数も少なく、移動中や就寝前にサクッと読めるので、心のリフレッシュにもオススメです。


 

おわりに 〜あなたの世界は、洗練されたものになる〜


世界がどんな場所で、自分は何者で、どのように生きればいいか。それを決めるのは、自分自身の内面に他なりません。


他人や社会ではなく、自分が何を望むか、何に意識を向けるか……その思考と判断の材料を与えてくれるのが読書です。


今回ご紹介した本があなたの世界観を洗練させ、人生の物語に一層の彩りを与えることを願っています。


ぜひ、あなた自身の感性で気になる一冊から手に取ってみてください。あなたの世界が、これからますます輝きますように。


 

今月のプチワーク:今年、どんな世界で生きる?


書籍の内容も参考にしながら、次の問いを深めてみてください。


  1. 世の中・人間・人生をどのように捉えていますか?

  2. どんな世界なら、積極的に生きようと思えますか?

  3. 今年の目標にふさわしい、理想の世界観とは?


この1ヶ月で、あなたの世界観はどう変化していったでしょうか。

言語化を楽しみながら、思考と言葉を洗練させて、理想の世界を創造していきましょう!


ご意見・ご感想も、ぜひメールやコメントで教えてください。



メモ、メール、ワーク

📝 シリーズ記事まとめ:世界観を洗練させる


今回のシリーズをまだ読んでいない方は、ぜひこちらもご覧ください。順に読むことで、世界観が自然と磨かれていきます。


  1. 春3-1 ビジョンの実現を容易にする「世界観(舞台設定)」の秘密 ➡︎ 記事を読む

  2. 春3-2 世界観を洗練させる基本プロセス ➡︎ 記事を読む

  3. 春3-3 世界観を洗練させるメリット・デメリット ➡︎ 記事を読む


 

📖 関連記事のご紹介


「読書で視野を広げる」ならこちらもおすすめです!


  • 🌟 セルフイメージを洗練させる4冊 → 自分らしさを磨く読書ガイド ➡︎ 記事を読む


 

【さらに洗練させたい人には、ドレスアップセッション


Dress Words Upでは、知識を自分に落とし込むためのセッションを毎月開催しています。


  • 1ヶ月を振り返って、「人生の物語」を紡ぐ

  • 問いを重ね、「理想の世界観」を具体化する

  • 人と分かち合うことで、伝え方を洗練させる


オンライン開催なので、世界中どこからでも参加可能です。

体験受講は毎月3名限定。フォームまたはメールアドレスからお問い合わせください。

(詳しい開催日程等は、お問い合わせの際にお知らせいたします)


思考と言葉を洗練させる習慣を身につけ、次のビジョンを実現していきましょう!


 

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